いきいき健康マージャンクラブは健康マージャンカルチャー教室の運営(東久留米)、並びに各地域(石神井・世田谷・土支田)にてサークル活動支援(レッスンプロ派遣)を行っております。

趣旨と沿革

健康麻将とは?

 
健康麻将とは
健康麻将は日本健康麻将協会(現、一般社団法人日本健康麻将協会)が麻将の優れた競技制、奥深さに注目し、それまでの不健全な麻雀のイメージを払拭すべく「飲まない、賭けない、吸わない」をテーマに掲げ、新たに健全なマージャンを普及させる事を目的に立ち上げた カルチャーブランドです。
 
賭け事として考えられていた、かつての不健全な麻雀と区別する為、中国での一般的表記の漢字そのものを用い 「健康麻将」と命名されました。現在は「飲まない、吸わない、賭けない」の三大テーマに加え、時代のニーズに伴い「生きがいづくり、健康づくり、仲間づくり」が柱として掲げられ、現在は健康麻将競技人口も10万人を超え、多くの方々に親しまれ、楽しまれるようになってきました。
 
現在は厚生労働省後援事業として全国大会やねんりんピック競技としても確立。超高齢化社会を迎えるにあたり、そのニーズは高まり、競技人口はますます増加の一途を辿っています。
 
麻将(マージャン)は人生の縮図と言われるほど、そのゲーム性に優れ、ビジネスにおいては、判断力強化、能力開発に役立つと考えられ、昨今は就職試験に採用され話題となりました。医療費問題、高齢化社会が問題化する現代においては、高齢者の介護予防、健康維持に役立つとされ、健康麻将は今後、老若男女問わず、ますます注目され、ニーズが高まっていくものと予想されます。

マージャンの魅力(何故こんなにも楽しいの?)

 
マージャンの魅力
マージャンは実によく考えられたゲームです。一説にはその起源は中国の宮中にて考案され、皇帝や国を「占う」道具として使用されていたそうです。
 
私達の生活は 春・夏・秋・冬、四半期、東西南北 など何かと4つのサイクルで考えられることが多く、またそのような占いが多く存在していますが、マージャンが4人でやるゲームというのもあながち偶然ではないかと思われます。
 
実はマージャン牌にはそれぞれ深い意味が込められています。
 
例えばマンズは「人」を、ソウズは「地」を、ピンズは「天」を、風牌は「方角」、三元牌は「季節」を表していると言われています。そして自然界全てを表すこの牌を動かし操るという意味で、マージャンは人生の縮図と表現されることがあります。
 
マージャン牌の組み合わせは数え切れないほど無数の種類が存在します。人生に同じシーンが訪れることがまず無いのと同様に、マージャンの最終形(あがり牌の姿)も全く同じ形が再現されることはまずあり得ません。マージャンはそれほど奥が深く複雑で、味わいのあるゲームなのです。
 
しかし、 一度ルールを覚えてしまえば、初級者から上級者まで、老若男女を問わず楽しめ、1戦1勝では 初級者が上級者に勝つことさえある点が、このゲームの大きな魅力 でもあります。
 
マージャンの勝負は、運七技三などと表現されることがありますが、技術が拮抗しているならば、マージャンは自身のツキを見定めるという視点でも楽しめるゲームです。
 
さらにマージャンは、人とのコミュニケーションを可能とし、頭と手を使うことで、認知症予防にも効果があるとされ、近年では介護費用負担軽減効果など、メディアはもちろん行政からも注目が集まり、これからますます競技人口が増えることが予想されます。マージャンは賭けなくても十分楽しめる、 数ある室内ゲームにおいて 人類史上最高のテーブルゲームと評されています。

いきいき健康マージャンクラブとは?(Since 2011)

 
当いきいき健康マージャンクラブの前身は、日本健康麻将協会の認定会場として2007年度より介護施設での活動を皮切りに、数か所の公共施設にてカルチャーサークルとして活動を開始致しました。2011年にリニューアル、名称を現在のいきいき健康マージャンクラブに変更し、年々会員数を増やし現在に至ります。
 

長年公共施設においてのレッスンプロ派遣でのスタイルで活動しておりましたが、2016年度12月より、さらなる活動範囲の拡大と、当クラブの優れたシステム、ノウハウをより多くの方々へ提供し、ますますの健康麻将発展に尽くすべく、東久留米での常設会場(最新全自動配牌卓10卓設置)を開設、いきいき健康マージャン第一号店として新たなスタートを踏み出
しました。

代表略歴

代表 佐川正高
いきいき健康マージャンクラブ 
代表 佐川 正高
日本健康麻将協会認定レッスンプロ
中国国際麻将ルール審判員

1972年生まれ

小学生の時パソコンゲームの麻雀を覚える

1994年

東京理科大学 理学部 応用化学科卒業 化学系大学に入学したものの、企業経営及び人を喜ばす事の出来るエンターテインメント業界に興味を抱き、化学系スキルを一切捨て、アミューズメント関連企業への就職を決意

1994年

株式会社アオキ(現(株)ジャパンニューα内統合)就職
年に1回の一大エリアイベントなどを手掛ける
大卒組最短期間でディレクター職就任
独自の手法でスロット部門売上、稼働アップに貢献
店次長就任

1999年

他社吸収合併に伴い退社

2000年

カナダバンクーバーで1年過ごす バンクーバーでの生活中、カナダ在住の中国人が麻将を楽しんでいる姿を見て久しぶりに麻将がしたくなり、麻雀牌を日本から取り寄せる。友人に教えるべく、独学で麻雀を勉強。地元の日本人に教えた所、大変感謝され、エンターテインメントとしての麻雀の可能性を見出し、日本で、新しい麻雀のビジネススタイルを模索したいと考え帰国

2001年

NTTデータ3Cと健康麻将ガラパゴスでの勤務兼業。
ガラパゴスにて健康麻将のノウハウを学ぶ

2002年

日本健康麻将協会認定レッスンプロ資格取得

2007年

高齢者向け介護施設にて施設内高齢者及び外部の方を対象とした健康麻将教室をスタート

2011年

いきいき健康マージャンクラブ創設、4会場確立

2012年

中国国際麻将ルール審判員資格取得

2016年12月

いきいき健康マージャンクラブ1号常設会場 東久留米開設

2022年12月に取材を受け掲載されたインターネット記事  ”逆境から成功へのストーリー”も是非ご覧下さい ここをクリック

“最後の健康麻将” 〜大切にしている考え方〜

 
最後の健康麻将
最近のテレビは日本の飽食を反映してか、良くも悪くも食べ物を取り扱う番組が非常に多くなりました。私はマージャンと同じ位、美味しいものを食べに行く事が好きなので、この種の番組を見る機会が多く、出演回数の多い料理人や料理研究家は必然と覚えてしまいます。
 その一人に青山有紀さんという料理人がいます。彼女は私と同世代ですが、深夜の民放番組に度々出演し毎回料理について批評を述べます。その批評は堂々としたもので、きっぱり言い切るので凄いな、という思いと同時に「これだけの批評を言うが、この若さでどれだけ料理を極めているのだろうか?」と私にはちょっと小生意気な感じにも映っていました。
 
その後しばらくしたある日、何気なくテレビをつけるとその青山さんを密着取材した番組がたまたま放映されていました。
 
青山さんは元々化粧品の営業の仕事に携わり、料理の世界に飛び込んだのはわずか10年程前とのこと。料理は職人の世界、10年といえばまだまだひよっこ扱いされてもおかしくないはずですが...。料理人だった姉が自身の店を開店する夢半ばに食道がんでなくなったことが最終的に料理を仕事にする決め手になったそうです。料理人である姉が食道がんを患い、闘病中最後に食べたいと言った好きな食べ物を食べさせてあげられなかったことが青山さんは無念でなりませんでした。だからこそ彼女の食に対する仕事への姿勢には一切妥協がありません。その後わずか10年足らずで業界に名を轟かすほどに成長し活躍されています。青山さんは番組内でこんな事を言っていました。
 
「私はいつどんな時にどんな人にお出しするお料理もその方が口にする最後のお料理だと思って、その時出来る最高のお料理をお出ししています。」

最後の晩餐と言われると聞こえのいいものではないかもしれませんが、きっぱりと言い切るその言葉には並々ならぬ思いとプロ意識の高さが感じられました。
 
私が今携わっている健康麻将は 生きがいづくり、健康づくり、仲間づくりというテーマを掲げ、皆さんに喜ばれる素晴らしい仕事だと思っていますが、唯一辛いと思うのが、ご年配の方が多いが故に別れの場面に直面する機会も多いということ。そういう環境もあり、私は彼女の言葉に強く感銘を受けました。それ以来私も毎回毎回 「今日が、私が出来る最後の健康麻将」という気持ちで臨もうと思うようになりました。今日は寝不足でだるい...、とつい思ってしまった時は同世代で頑張る彼女の言葉を思い出すようにしています。
〈ik2kmcニュース 2012年7月号より抜粋〉

当クラブの存在意義と今後のビジョン(目指す所)

 
当クラブは健康マージャンの普及活動を通じて、地域コミュニティの再生及び地域の健全化、活性化への貢献に寄与する事を目指しております。
 

A、健康麻将で個々の「生きがい・健康・仲間づくり」に貢献!
〜若い世代からご年配の方まで気軽に安心して立ち寄れる麻将コミュニティの実現と拡張〜

 
マージャンは複雑なゲーム内容であり、牌の組み合わせも12兆通りもあるが故に非常に頭を使います。また4人での対局により、コミュニケーションも多様になる為、脳により多くの刺激と活力をもたらします。近年はネットマージャンも流行ってはいますが、やはり、自身の足で外に出て、現地で直接人と対峙しコミュニケーションを取る事こそが、精神面、肉体面における健康維持には、とても重要な事であり、生活のハリになっていくはずです。少しでも多くの方が長く健康に過ごせれば、近年の社会問題である、医療費問題などの軽減にも繋がります。少しでも多くの方々の生活のハリになり、社会貢献、地域貢献していく事が当クラブの目的の一つであります。
 
 

B、世代間コミュニケーションで心豊かな社会づくりに貢献!
~健全な趣味・娯楽は心豊かな社会を豊を育む~

 
人に遊びは無くてもならないものです。仕事ばかりでは、健全なメンタルのバランスを保ちながら生活していくという事はなかなか難しいものです。余白の無い墨絵は墨絵に非ず、という格言がある通り、人生にも余白が必要です。大変な苦境や困難な時ほど、趣味や遊びは余白として、心を癒し、生きる糧となり得ます。健康マージャンは楽しい場所として、だけではなく、心にどこかひっかかるものを持っている方々の癒しの場としての機能も果たすはずです。事実、鬱や引きこもりの人々の症状を軽減する、とも考えられています。当クラブにはLGBT(レズ、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの総称)に該当し、社会で自分らしく生きる為のアイデンティティを模索し長年悩み続けたスタッフがおりますが、当クラブでその事を打ち明け、他スタッフ、会員様からご理解、賛同を得て、今では臆することなく明るく勤務してくれています。年齢や性別は関係ありません。同じ趣味を通じて、世代を超え、仲間を作り、楽しむ事で、お互いを理解し、共に成長し合える、そんな場所を提供していく事こそが当クラブの究極の目標であります。
 
 

C、雇用の創出
~若い世代に夢と希望のたすきをつなぐ~

 
 健康マージャンを更に盛り上げ、後世へつなぐ為には多くの方々のお力が必要です。地域活性化を目的とするコミュニティビジネスとして、ご年配の方には楽しみながら必要であれば収入を得られる雇用の場を、若い世代にはアルバイト、正社員の採用門戸を広げていく事が当クラブの至上命題と考えております。健康麻将のお仕事で安心して生活出来、当クラブのビジョンに共感し、夢と誇りを持って働ける仲間を一人でも多く増やしていく事を目指しております。

当クラブから各世代の皆様へ

 

① ご年配の方々へ

世代を超えたコミュニケーションで健康維持を!生活のハリ・活力の源・癒しの場として当クラブをお役立て頂ければ何より嬉しく思います。和やかな雰囲気で安心してお楽しみ頂けます。皆様のご来場を心より歓迎致します。常設会場にはこだわりの本格コーヒーをお出し出来るカフェスペースもあります。是非お気軽にお立ち寄り下さい。
 

② 現役世代の方々へ

マージャンが強い人には経営者が多いと言われます。これは周りを客観的に分析し、勝負所を感覚で理解している部分が多いからです。人生を円滑に進める為のノウハウが麻将にはある、といっても過言ではありません。事実、就職試験にマージャン対局が取り入れられたり、上司が部下の性格を把握する為にまずマージャン対局するという事もしばしば聞かれます。現役世代にとってマージャンは一生の趣味としても、仕事へ活かせるツールとしても正に一石二鳥。そして何よりも、とにかく楽しい!マージャンを仕事レベルのスキルアップ、人生を豊かにするツール趣味として是非役立ててもらえれば幸いです。
 

③ これからの時代を担うお子様達へ

当クラブが最もマージャンに取り組んで欲しい世代は実は子供達です。子供には無限の可能性があります。マージャンは洞察力、観察眼、戦術眼、記憶力など様々な能力を養う事が出来る為、早くからマージャンに取り組む事で、とてつもない能力が開花する可能性があります。またマナーを重視しお互いを尊重する健康麻将だからこそ、社会でのマナーを身に着ける上でも、もってこいのツールなのです。社会に出た時にマージャンのスキルは必ず役立つはずです。是非多くの子供たちにおススメしたい習い事なのです。
 
※東久留米会場は18歳未満の方の入店は出来ませんが、当クラブでは次世代へ繋ぐ為に、子供の能力開発、社会勉強に役立つという観点においても、子供マージャンは必須と考え、体験出来る場所を模索、開催検討しております。